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イ・サンクォン文/ハン・ビョンホ絵/おおたけきよみ訳/アートン新社刊
「韓流」ということばが流行語となった昨今の韓国ブームは何を意味しているのかを、折に触れて考えさせられます。
この「韓流」はいまはまだ表面的で、残念ながら韓国文化の価値の再発見とまではいっていないように思います。
特に1990年代からのこの国の絵本の出版と普及には、質量ともに眼を見張るエネルギーを感じます。
そしてこうした韓国の絵本が、いまではつぎつぎと日本語に翻訳されて出版されるようになりました。
そうした絵本を手にしますと、韓国の人々の自らの文化や芸術に対する再認識をとおしての自信と、その美と伝統を子どもたちに伝えたいという強い願いが感じられます。