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2011年12月 アーカイブ

アメリカの認識と構想 3

安保理が活動している間は、総会は動きを慎しむという考え方には立っていないのです。


この点は、軍事的な紛争解決が考えられる場合(第7章)と比較した場合の大きな特徴です。


・・・それでは、集団安全保障の問題に入りましょう。


アメリカが考えた、大国に軍事力を集中するということから出てくることでありますが、国連が国際の安全に対して目を光らせることを確保する上では、すべての軍事大国が国連が用意する仕組みに参加しなければならないということです。


そして、国連が用意する仕組みとは、集団安全保障体制でした。


もっとも、大国の軍事的参加を確保するための具体的な仕組みとしては、集団安全保障体制でなければならないということでは必ずしもありません。


大国を含んだ地域ごとの取り組みという形もありますし、現に国連はそういう形で地域紛争が解決されることを勧めています(第52条2項)。


あるいは、いい悪いは別として、伝統的な大国間の同盟、ナポレオン戦争後にできた4力国同盟とか5力国同盟というような形もあり得るわけです。

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