理想的な街になる可能性 5
3つめの土地利用はレジャー用地です。
この土地利用は構想のときからありました。
大規模なレジャーランドをつくろうという計画ですが、もちろん当時は東京ディズニーランドがくるという話はありませんでした。
このように埋立地は3つの事業、つまり住宅と鉄鋼とレジャーで始まりました。
第一期埋立地の土地利用はだいたいそのように割り振られました。
しかし第二期の埋立地については、その計画を見直そうという話も持ち上っています。
浦安市から見れば、埋立地は県の事業であり、自前の都市開発の活動を主体的におしすすめられる場ではありません。
また埋立事業が開始する前の人口は、2万から3万の街であったから、自前で埋立地の土地利用を制御できる力はありませんでした。
したがって千葉県から、ある意味ではお仕着せの土地利用を与えられたことになります。
千葉県の埋立地のなかでは、浦安市の埋立事業は遅れて始まりました。
浦安地域の海底の地盤は非常に悪いのです。
良いところで40メートルから50メートル、悪くなると70メートルから90メートル、海底の下まで杭を打たないと建物や土木構造物は建てられません。
このために大規模な工業団地をつくる場所とは始めから考えられませんでした。