これはいいです
田島征三 文と絵/楷成社
おとなは初めての絵本を手にしたとき、まず絵本の文章を読み、文章に語られている物語や内容によって、その絵本を評価しがちです。
しかし絵本は文字どおり絵の本ですから、絵が何を表現し語っているかに眼をこらし、思いをいたすことが重要です。
特にまだ文字が読めない幼子たちは、まず挿絵を読み、絵が語っている物語や内容を読みとります。
なぜなら絵はすべてことばですから、絵は読めるのです。
すぐれた絵本ほど絵が物語をよく語っていますから、おとなも絵本はまず絵を読むことから始めてください。
挿絵を読んでから文章を読みますと、絵と文とがどれほどうまく支えあい解け合っているかいないかがよくわかります。
これが絵本を読むときのコツです。